今回は、結婚式披露宴での主賓挨拶と上司スピーチの文例や挨拶マナー特集です♪

結婚式スピーチを絶対に成功させたいと準備している上司の方にぜひ読んでもらいたいスピーチ文例や挨拶マナーをまとめてみました。

結婚式の主賓スピーチや祝辞というのは、披露宴のメインとなるとても重要なセレモニーです。スピーチには、一般的に新郎新婦側の勤務する上司や先輩、または、恩師などから選ばれることが多いのですが、来賓(招待客)の代表として披露宴のスピーチを任せられているので、とても重要な役割となっていて、失敗することだけは避けたいと思っている上司の方もたくさんいると思います。

結婚式スピーチで失敗しない為には、いろいろな準備をしておくのがおすすめです。最近は、ネットでも結婚式スピーチの成功例や失敗例などが豊富に確認できるし、動画などもYouTubeやSNSでチェックして、スピーチの流れや出席者の反応など、文章以外でも確認できるようになりました。

ここでは、結婚式披露宴での主賓挨拶&上司スピーチ向け絶対に成功する文例&マナーをたくさんご紹介していきます。

初めて主賓としてのスピーチを依頼されたけど、どうすればいいのか不安という方など、結婚式のスピーチを成功させたいと思っている方にぜひ参考にしてほしい内容となっております。

初めて主賓として結婚式のスピーチを依頼されたら・・・♪

「主賓」というのは、新郎新婦ゲストの代表とされる重要な役目なので、主賓としての挨拶や服装マナーなどスピーチ以外のこともしっかりと理解しておきましょう。

主賓とは、結婚式披露宴の最初の祝辞を述べる重要な役割ですので、主賓として相応しい振る舞いで落ち着いた態度でのスピーチを心がけましょう。

主賓を一度引き受けたら、万が一のことがない限り欠席やキャンセルすることはできません、ですので、新郎新婦から主賓の依頼されたらすぐに返答するのではなく、予定などもしっかりと確認してから回答するようにしましょう。

主賓のスピーチってどんなことを話せばいいのか?

初めての結婚式スピーチならとても不安になるのは仕方ありません。でも、安心してください。ここで紹介する結婚式の主賓スピーチのコツさえわかっていれば、あなたの不安もなくなり落ち着いて結婚式スピーチを成功させることができるでしょう。

結婚式の主賓スピーチは、披露宴の会食や歓談などが始まる前に行われる披露宴の主軸となるイベントです。主賓スピーチのポイントは、職場の上司などの立場であれば、新郎新婦のプロフィールや普段の礼儀正しい仕事ぶりなどをゲスト全員に響くように紹介するのがコツです。

ただ、準備したスピーチ文を読みあがているだけだと、会場にいる全員には伝わらないので、格式のある態度で自分の言葉でスピーチするのが重要なポイントとなってきます。

主賓・上司のスピーチなら5分以内で完結させる

結婚式での主賓・上司のスピーチというのは、特に決まった時間設定がありません。設定がないとどれぐらいの時間スピーチすればいいのかとっても不安になると思います。

ただ、小学校などの校長先生のスピーチが長いとちょっと聞く方も疲れてしまいます。結婚式でのスピーチも同様に、どんなに良い内容のスピーチでも5分以内に完結するのがおすすめです。

5分以上だと、ゲストの中には、ちょっと長いかもって思ってしまう方も出てくるかもしれませんし、5分以内でスピーチを完結した方が、内容も伝わりやすいとされています。

主賓・上司スピーチにおいての重要なポイント

結婚式スピーチには、ゲスト全員が共感できるような内容でスピーチを構成するのがポイントです。

披露宴のスピーチに重要な要素となるのが「品格」です。これは、主賓・上司スピーチの内容が、正しい言葉使いで、自信のある堂々とした態度で、祝福の席に相応しいスピーチと服装マナーなどをクリアできているのかが重要なポイントとなってきます。

では、誰もが共感できる結婚式スピーチの内容とはいったいどういう内容なのか?

それは、上司だからこそ言える人生の先輩としてのアドバイスをスピーチに盛り込むこと。これからの結婚式生活についての心得などを新郎新婦にアドバイスすること。最後に、新郎新婦が感動するような内容のスピーチを盛り込むこと。こんな構成でスピーチを作って見るのが良いでしょう。

年代別の主賓・上司スピーチ

昔とは違って、最近では、30代や40代でも結婚式のスピーチを任されることが増えてきました。以前なら50代からの主賓スピーチがほとんどでしたが、今は20代の主賓も見られるようになり、スピーチも幅広い年代で行われるようになってきました。

ここでは、年代別に相応しいスピーチのポイントをまとめてみました。

20代・30代の結婚式スピーチ

20代30代のスピーチの場合、上司などとは違って新郎新婦にアドバイスというよりは、学生時代の思い出などをゲストと共感できるような内容のスピーチが良いでしょう。

40代の結婚式スピーチ

新郎新婦の直属の上司や先輩年代になるので、人生や仕事の経験から具体的なアドバイスや新郎新婦の仕事ぶりなどをスピーチで披露するのが良いでしょう。礼儀をしっかりと守りつつ、ユーモアもところどころ入れるとなおさら良いスピーチになるのでおすすめです。

50代の結婚式スピーチ

50代となれば、新郎新婦から見ても大先輩となるので、スピーチの内容も年相応の人生のアドバイスなどが聞いてる人も共感できるような内容が良いでしょう。スピーチの長さも5分以内で収まるようにするのがベストです。あまりダラダラと助言をしてしまうと上司の説教のようにも聞こえてしまう人もいるかもしれませんので、礼儀をわきまえたスピーチをしましょう。

どの年代でも結婚式でのスピーチというのは、あくまで新郎新婦が主役ということを忘れないようにしましょう。主賓を依頼されたのであれば、スピーチでも新郎新婦を大きく引き立てることを絶対に忘れないように心がけましょう。

主賓・上司スピーチの基本的な構成

結婚式の披露宴など厳粛な雰囲気の中でのスピーチはどの年代になっても緊張するものです。そんな中、スピーチを成功させるには、ここで紹介する基本的なスピーチの構成を知っておくと良いでしょう。

1. 自己紹介・祝辞
2. 新郎新婦のエピソード
3. はなむけの言葉
4. 結びの言葉

この4つのポイントをおさえながら結婚式でのスピーチを考えるのが良いでしょう。できれば、自己紹介で自分が新郎新婦とどのような立場なのかを簡潔に説明して、新郎新婦のエピソードを披露宴に来ている全員が共感できるような内容のものにするのが良いでしょう。上司であれば、部下でもある新郎新婦の職場のがんばりや仕事ぶりを簡単に説明して、とにかく、新郎新婦をべた褒めするようなエピソードを盛り込みましょう。

できれば、新郎新婦の笑いを取れるような失敗談などを交えたスピーチが良いでしょう。最後に、名言やことわざなどを使って新郎新婦のための応援メッセージで締めくくるのも良いでしょう。

主賓・上司スピーチの例文

披露宴のスピーチで失敗しないためにも、いろいろな文例をチェックして、自分らしい言葉で3分~5分の結婚式スピーチを準備しておきましょう。

下記、一般的に上司のスピーチとなっている定番の文例となります。結婚式のスピーチで何を話せばいいのか悩んでいる方の参考にして頂ければと思います。

【舞台設定】
上司:山本(やまもと)さん
新郎:加藤ごり(かとうごり)さん
新婦:ちえみさん
※登場人物、舞台設定はフィクションです・・・

「上司の結婚式スピーチの例文」

加藤君、ちえみさん、また、ご両家の親族のみなさま、本日は誠におめでとうございます。

はなはだ僭越ではございますが、御指名を頂戴いたしましたので、お祝いを述べさせていただきます。

新郎のごり君は、保険の営業マンとして私共の部署で活躍して頂いています。上司や先輩にも物おじせずにコミュニケーションをとり、宴会となると必ず面白い一発芸を披露してくれいますが、いつもそのネタが少々古く、新入社員には伝わらないこともあります。

しかし、彼のコミュニケーション能力の高さは、部署ナンバーワンで、取引先からも厚い信頼を寄せられ、その毛kkが営業成績にも良く表れています。

私は、今年で結婚24年目を迎えます。家内とはつまらないことで喧嘩もしますが、夫婦は思っていることを我慢してはいけません。

相手に自分の気持ちや思いを素直に伝えることが、長い夫婦生活での円満の秘訣なんだと思います。

お二人もぜひ、これからの長い人生でお互いに協力し合いし幸せな家庭を築いてください。

本日は、本当におめでとうございます。

以上が、上司から新郎新婦への結婚式スピーチとなります。

これは一例なので、他にもたくさん例文があるんですが、3分ぐらいのスピーチを考えて見るのが良いでしょう。

スピーチ案があまり長くても、披露宴当日に緊張して忘れてしまう可能性もあるので、なるべく簡潔に要点だけをおさえた共感される結婚式スピーチを準備するようにしましょう。